蝶々がヒラヒラ～



こんな季節は、驚くような人に出会う。

場所は、よく利用する近所のセブン。
日本のお祭りのハッピを着た、Asianが居た。
きっと日本人だろうと思い、「何してるの？」とJapaneseで聞いてみた。

すると・・・

「LAからNYまで歩いている途中です。とりあえず、今はSan Diegoまで歩こうかと。」



へっ！？なんて言った？？
リアカーを引っ張って、LAから歩いてきたらしい。

地図を確認中。



大雑把過ぎやしないか？



今居る場所がSan Clementeということを告げ。

たまたま車にあった、AAAから貰った細かめの地図を贈呈。すると。
「あのー・・・もしも使わないテントとかあったら・・・そんなのありませんか？」
どうやら、テントをなくしたらしい。というよりは、どこかで積み忘れてしまったらしい。

常に野宿をし、大切なテントをなくしてしまっても、何故か悲壮感はこれっぽっちもない彼ら。
次の壁は、ミリタリーのBASEを歩いて通過できるかってこと。


すると、お助けMAN登場。
「日本人だろ？どうしたんだい、俺はNAVYで4年間横須賀に居たんだぜ。」
SCらしく、マリーンの現役がやってきたのです。

結果。
SDまで行くには、フリーウェイではなく、BIKE（チャリンコ）用の道を使えばベースを横切ることが可能らしい。

今夜はSCのピア付近でシャワーを浴びて、夜をしのぐと言っていた。
彼ら。Wifiさえあれば情報が得られること、そしてキャッシュカードも持っていたのでちょっと安心。

「アメリカだし、怖い人や狂った人も居るから、決してあなどらないように！」
と言って別れました。

歩いてNYか。先は険しい。南カリフォルニア、特にこの辺は安全だからな・・・Good luck guys!!


けふのなみ。


久々にここへきた。まだ3月なのに、真夏並みに混んでる気がしたのでした。


Lovely of the day



若いって、怖いもの知らずということなんだな。
心の中でちょっと彼らを止めたい気になってしまったのは、自分が守りに入っている証拠なんだと思う。
もちろん、止めはしなかった。自分は、ただの通りすがりの人。

けれども、彼らがNYへたどり着くことができるのかは、とても気になるのでした。頑張れ～☆